こむら返り(足がつる)
寝ている間にこむら返りをおこし、激痛で起きてしまうという経験をしことがある人も多いのではないでしょうか?
こむら返り(足がつる)とは、主にふくらはぎの筋肉が異常に収縮して、痙攣(けいれん)を起こすことを指します。
基本的に数分すると痙攣は収まるのですが、これを頻繁に繰り返すと筋肉に微細な傷が付いてしまいます。
傷が付くことで軽い肉離れのような状態になるため、常に痛みを感じることになってしまいます。

<原因>
水分不足・塩分不足・ミネラル不足・冷え・疲労が原因となることが多いとされています。
このうち2つ以上が当てはまると、非常にこむら返りの起こりやすい状況と言えます。
水分・塩分・ミネラルは筋肉の収縮や神経の伝達をスムーズにする働きがあるため、日ごろから(特に寝る前)の摂取が大切になってきます。
冷えや疲労があると筋肉は固くなるため、血流が悪くなり筋収縮に悪影響を及ぼします。
<治療法>
電気療法と手技療法で固くなった筋肉の柔軟性を取り戻し、血流を良くすることで再発を防止します。
中には、臀部が固いことで足への血流が低下しているなど、別の部分がこむら返りを助長していることもあるため、診察でその原因も探り治療をしていきます。